インド赴任中に一度は訪れたいと思っていた地の一つです。
2015年9月に訪問する機会に恵まれ訪れました。
地理的には北インドに位置しブッタガヤにも近く私はニューデリー経由でバラナシィ空港から入りました。
3000年の歴史を持つヒンドゥ教最大の聖地でありますがイスラム教徒による破壊を何度も受けています。近くには仏教四大仏跡サールナートがあります。
現在のガートは1800年以降の物だだそうです。
バラナシィはガンジス河(Ganges)とその畔の多くのガート(Ghat)抜きには語れません。
インドではガンジス河をガンガー(Ganga)と呼ぶのが一般的なようです。
ガンガーで沐浴をする事とここで死に遺灰をガンガーに流してもらう事を目的に年間100万人のヒンドゥ教徒が訪れると言われています。
幾つかの火葬場のガートでは日常的に火葬の光景を見ることが出来ます。
聖なる河ガンガー(Ganga)
プージャー(Pooja)
聖なるガンガー(ガンジス河)のダシャーシュワメード・ガート(Dashashwamedh Ghat)では夜になるとプージャ(礼拝)が執り行われます。
多くのヒンドゥ教人、観光客が集まってきます。とても幻想的な礼拝です。
サールナート(Sarnath)
私がバラナシィに来たかった一番の理由はサールナートを見たかったからです。
ここは仏教四大仏跡の一つでブッダガヤーの菩提樹で覚りを得たブッダが初めて説法(初転法輪の地)をした場所がサールナートと言われています。
このサールナートでかってともに修行をしていた5人の修行者へ自分が覚った真理を初めて語ったと言われています。
ここから仏教は始まり仏教徒4億人とも言われる世界的に広がりを持った宗教へと発展していったのである。
サールナートはバラナシィの北東10Kmの所にあり、現在は鹿公園の中にダメーク・ストゥーバ(Dhamekh Stupa)がある。
6世紀に造られ、一部破壊せれてはいるが外側の彫刻はきれいに残っています。
周りにはかって多くの僧が修行をしていた僧院跡の赤いレンガの土台が残されています。
この町はブッタガヤー同様各国の仏教寺院があり日本の「日月山法輪寺」があります。