古文書

本堂のふすまの下張りから大量の古文書

1992年国の重要文化財に指定された本堂のふすまの下張りから大量の古文書が発見された。
古文書は2007年2月本堂修復時に行ったふすまの修理の際、発見された。
古文書は本堂建立当時のものと判明したため、大谷大学へ調査、解明を依頼した。
剥離作業は釧路市内にある武田表具店が行っている。
2009年8月大谷大学(京都市)の宮崎健司教授らの調査、解明で江戸時代の古文書が使われていたことが分かった。
ふすまの下張りに利用する古文書は当時の生活にかかわる情報が書かれている可能性が高いとの事。
現在、当時の文書が分かる文書約600点が確認されている。
本堂は寛政11年(1799)に新潟県で浄土真宗満長寺として建立されたものであり、当時の社会経済史が分かる資料としての復元が期待されている。解明には5年をようする予定。

2010年8月20日の釧路新聞に掲載された「大谷大学宮崎教授 古文書の解明に意欲」」より一部抜粋
2009年8月25日付け全国郷土紙連合に「ふすまの下張りに大量の古文書、厚岸・正行寺」の記事が掲載されました。
2009年8月2日付釧路新聞に「ふすまの下張りに大量の古文書、厚岸・正行寺」の記事が掲載されました。