1月26日はインドで最も重要な国家の祝日の一つである共和国憲法発布記念日。
ここトムクールでも大広場に特設ステージが設営され25日から3日間お祭りが開催されました。
インドの有名人も招へいしてステージを彩ります。
会社で少しばかりの寄付をしたので招待状をいただきました。
私は26日に横笛の演奏とインドの踊りを見に行きました。
普段はなかなか見れないのでとても楽しかったです。
インド独立記念日
8月15日は日本では終戦記念日ですが、ここインドは独立記念日です。
1946年イギリスの植民地支配から独立し、1947年から式典が行われています。
当日はインド各地で式典が行われます。
私もバンガロール市へ出かけてみました。
バンガロールでもマハトマ ガンジーロードに面した大きなグランドに特設会場を作り式典が行われました。
特設会場は入場口に長い列を作っていました。
テロなどを警戒してでしょうか。銃を持った警察が厳重な警備を行っています。
日本人は銃を持った警備に慣れていないのでちょっと緊張します。
私の住むトムクール市でも家では国旗を掲揚しています。
街は車やバイクがお祝いの旗をつけて走っています。
子供が国旗を持って歩いていたので、思わず写真を撮りました。
昔日本も建国記念日には日章旗を掲げた家が多くありましたが、そんな時代を思い出しました。
Dasara祭り ヴィジャヤダ
10月5日はヒンディー教のDasara(ダサラ)と呼ばれるお祭りで祝日です。
非常に縁起の良い日とされているようです。
この日を住宅やビル建設などの着工、新しい車の購入やビジネスの開始などにすることも多いようです。
装置や大きな設備などに感謝する日とか・・・
会社でもインド人スタッフがビルの設備機器や自動車などに飾りつけをしPuja(お祈り)を行いました。
南インドではマイソール市で行われる象のパレードが有名だそうですが、地元では建物に電飾をしたり飾りつけしたトラックや商用車が多く走っている程度です。
Diwali祭り ディワリ
インド人にとってディワリ祭りは大きな意味を持ったお祭りです。
ディワリはヒンディ暦でのお正月でヒンディ教徒の多いインドにとって新しい年のはじまりです。
ここカルナカタ州では10月27日(木)が祝日でした。
家庭でも大掃除しディワリを迎えます。
街のお店では年に一度の大きなセールを実施しているとか、大きな買い物をするならディワリがいいよとインド人スタッフが言っていました。
日本の初売りのような物でしょうか。
私も当日Tumkur市街へ出てみましたが、普段も多いのですが一層人が混雑していました。
今年はあいにく夜が雨で花火を見ることが出来ませんでしたが、打ち上げた音だけが方々から聞こえていました。
ディワリ祭りは光のお祭りとも言われ家では灯をともし、建物は電飾で飾り、打ち上げ花火や爆竹を鳴らしてお祝いをします。上げ花火や爆竹を鳴らしてお祝いをします。
定員オーバー&過積載
オートリキシャ、バイクの定員は何人なのだろうか。
トラックの積載規制はあるのだろうか。
軽自動より小さいリキシャにドライバーを除いて5人以上乗っているのは良く見かけます。
バイクも親子4人時には5名で乗っています。
警察官がいても平気です。
真偽のほどは定かではありませんが、家族で乗っている場合は警官も大目に見てくれるのだとか。
幹線道路を走ると明らかに過積載と思われるトラックが多く走っています。
道路も傷むし渋滞も引き起こしていますが一面経済の力強さも感じます。
リキシャ
インドでの足はオートリキシャです。
簡易タクシー的な感じです。
リキシャは昔のダイハツ ミゼットのような小さな三輪車です。
私もこちらに来てからは自分の足としてよく利用しています。
乗合リキシャと専用リキシャの2種類があります。
乗合はどこでも止めて乗り込んでもOKです。
定員は何人かわかりませんが運転手も入れて6名くらい乗るのは普通に見かけます。
日本人の感覚からするととても乗れると思えませんが、皆平気で乗っています。
料金はここトムクールではすべて運転手との交渉になります。
日本人は交渉に慣れていないのでメーターの方が乗りやすいです。
若い運転手のリキシャは後ろに大きなスピーカーを取付け、とても大きな音量で走っています。
先日のリキシャはエイトビートの軽快な音楽が流れていましたがとてもうるさかったです
汽車
先日、バンガロールへ行くのに汽車を利用しました。電車ではなくディ-ゼル機関車です。
最初にホームを見て驚いたことは平気で線路を渡ります。警察や駅員がいても関係ありません。
線路の端には跨線橋がありますが、ほとんどの人は利用していません。
客室は日本で言う普通車とグリーン車があり両方に乗って見ました。
普通車はすごく混んでいます。とても座れません。立ち席でした。
グリーン車は座席指定ですいていました。クーラーもあり中々快適です。
グリーン車はインターネット予約して乗ったのですが、当日該当車両の入り口に名簿と座席番号が書かれたリストが張ってありちょっとビックリしました。
グリーン車はリクライングシートで快適でした。リクライニングは動きませんでしたが・・
インドの列車は時間通り来ないと聞いていましたが、6回ほど乗りましたが一度も時間通り来たことはありません。
30分、40分遅れるのは普通です。アナンスもありません。
日本人ならいらいらして駅員に詰め寄る光景を見かけますがインド人はそんなこともありません。
でもチケット窓口では並んでいても我先と割り込んできます。
インド人は大らかさとせっかちをどこでバランスしているのでしょうか。
長距離路線バス
オートバイとスクーター
街中はオートバイとスクーターがとても多いです。
男性はバイク、女性はスクーターに乗っているのを良く見かけます。
彼らの身近な足として活躍しています。
古いバイク、スクーターは少なく、新しいバイクがとても多い事に気づきます。
日本ではバイクが売れない時代ですが、インドは市場が拡大しています。
排気量は150㏄が多く日本のような大型バイクはほとんど走っていませんが、車体は大きく日本だと250㏄くらいのでしょうか。
HERO-HONDA(ヒローホンダ)とBajaj (バジャージ)というメーカーのバイクが多く走っています。
HERO-HONDAは本田技研工業(現在は解消しているようです)、Bajaj は川崎重工と提携しておりデザインはとても洗練されています。やはり日本メーカーのデザイン力が活かされているのでしょう。
こちらは家族3人、4人で一緒に乗っているのを良く見かけます。定員はないのでしょうか。
私も日本ではバイクに乗っていたのですが、インドは道路が悪いので二輪車はとても危険に感じます。
インド人は全く意に介していないようにも見えます・・・
乗用車
インドでは乗用車も急速な勢いで普及しています。
一昔前はインド国産のアンバサダーと日本メーカーのスズキ自動車のアルト(インドでも同名で販売)しか見かけなかったのが、今はスズキ自動車以外にも国産のTATAや韓国ヒュンダイなども多く見かけます。
もちろんHONDAやTOYOTAも良く走っています。
最近はドイツのフォルクスワーゲン社の車も見かけます。
以前は日本ではモデル落ちの古いデザインのアルトが新車として売られていましたが、最近は日本と同じデザインモデルが販売されています。
昨年話題になった15万ルピーで買えるTATA自動車のNANOも街で時々見かけます。
15万ルピーは今の円レート(1ルピー:1.6円)で計算すると24万円となります。
日本の軽自動車のイメージですが必要最低限な装備で圧倒的なプライスです。
街乗りだと十分かも知れません。
スズキ自動車も販売台数では増大していると思いますが今までの圧倒的シェアは落としているのではと思います。
インド人収入の増大に伴い車に対する趣向が広がっていることがうかがい知れます。
街で見かけたヘナ・タトゥ(Henna Tattoo)
インドでは結婚式やお祭りなどに女性がヘナ・タトゥをする習慣があります。
タトゥと言っても刺青ではなくヘナと言う植物染料を使ったボディペインティングのようなものです。
一週間程度でとれるそうです。
最初に見たのは結婚する女性社員が式数日前にタトゥをして会社に出勤した時です。
最初はびっくりしましたが、とてもきれいな装飾です。
先日、街のスーパーに買い物に行ったおり入り口近くでタトゥを描いてもらっている女性がいました。
思わず写真を撮らせてもらいました。
何かお祝い事があるのでしょうか、それとも単なるオシャレなのでしょうか。
ストライキ
今日2012年5月31日、会社は臨時休業です。インド全国規模のストライキのためです。
臨時休業と言っても土曜日が振り替え出勤日となるので嬉しくありません。
インドでは年何回かストライキで臨時休業になります。それは突然やってきます。
事前の情報はほとんどなく前日に「明日ストライキがあります」となります。それも場合によっては前日夕方に知らされます。
ストライキの日の予定は全てキャンセルになります。
ここインドは組合が強くストライキの影響範囲も大きいです。当日は交通機関も動きません。自分の部屋から出ることが出来ません。
日本から本格的ストライキがなくなって数十年になりますが、昭和50年代には交通機関のストライキで前日から会社に泊まり込んだり、3時間、4時間かけて通勤したことを思い出しました。
洗濯
洗濯は洗濯機を使うのが当たり前の日本ですが、インドでは洗濯石を使った洗濯も時々見かけます。
もちろん電器屋に行けば多くの洗濯機が並んでいます。
インドではまだ家庭に洗濯機や冷蔵庫を持っていない家もあるようです。
日本でも自分が子供の頃は洗濯板を使って洗濯する家庭が多くあったように思います。
インドは石の国、洗濯板も石なのですね。
何か懐かしく思いました。
飲酒事情
インドで外食をしたときに一番困ること、それはそのレストランが飲酒ができるかどうかです。
トムクール市はもちろん800万都市と言われるバンガロール市でもアルコールを飲めるレストランを探すのは大変です。
イスラム教は飲酒を禁じており、ヒンドゥー教徒も飲酒をあまり好まないようです。
ほとんどの地元のお店では飲めないと思って間違いありません。
ただバンガロールでは外国人を相手にしたレストランでは飲めます。しかし非常に高い料金が設定されています。ちょっと飲みすぎると料理代より高くつきます。
私のようにお酒大好き人間にとっては大変です。
街の中には酒屋がありアルコールを売っています。そして併設されて立ち飲み場があり多くのインド人が飲んでいます。
インド人はアルコールが嫌いだと言うわけでも無さそうです。
レストランのマスターになぜアルコールを置かないのかを聞いて見たらアルコールを扱うライセンスを取るのが大変なことと、アルコールを置いたら女性客が来なくなるとのこと。
日本ではほとんどの食堂、レストランでアルコールが飲めるのとは大きな違いです。
それにしてもインド料理は辛くてスパイシーでビールがぴったりなのにミネラルウォータで食事とは残念至極です。
インドは冷やして飲む習慣があまりないせいか油断するとあまり冷えてないビールが出たりします。
ミネラルウォータをオーダーすると常温ですか、冷やした物にしますか?と聞いてくることもあります。
文化の違いでしょうか。
ゴミ問題
日本人がインドに来て驚くことの一つにゴミがあります。
街の至る所にゴミが投棄されています。
生ごみも捨てられており場所によっては生ごみの臭いがします。
野良犬や野良牛や野良豚がゴミをあさっていたりします。
その横でスナック菓子を売っておりインド人は平気で食べています。
このゴミは日本人がインドを嫌う理由の一つではないでしょうか。
インド人は平気で道路や空き地、側溝にごみを投げ捨てます。
日本人は公共の場所にゴミを捨てることに抵抗を感じますが、インド人は全く抵抗がないように見えます。
人の話によれば自宅はきれいにしているとか、公共の場を汚さないきれいにすると言う意識がまだ低いのかも知れません。
ゴミ問題が解決し街がきれいになればインドファンはもっと増えるはずです。
解決には国民全員の意識変革が必要でそのためには小さい時からの教育が大切と思います。
でも・・・今でこそ日本人は清潔好きですが数十年前の日本も普通に道路にゴミやたばこを捨てていたようにいます。
あまり偉そうなことは言えないですね。
相槌
日本では相槌を打つ時や同意を表現する時は首を縦に振りますが、ここインドでは首を横にふります。
日本だと首を横に振るのは拒否の意思表示なので最初インド人と話をするときはちょっと戸惑います。
しかし、慣れてくると同意と拒否の首の振り方が微妙に違うことがわかってきます。
国が違えば表現方法もさまざまと言うことでしょうか。
ティシュは外出時の必需品
先日、外出先でトイレに入りはっとしました。
日本では当たり前のトイレットペーパーが置いてありません、その代りバケツと手桶が置いてありました。
こちらでは用をたした後、手で水を使いおしりをきれいにします。
日本人は手で直接きれいにする習慣がないので抵抗感がありなかなか出来ません。
さいわい、この時はティシュを持っていたので事なきを得ました。
インドではティシュは外出時の必需品です。
ちなみにインド様式の大便器は金隠しがありません。
チベットとインド
1959年、ダライ・ラマ法王がインドへ亡命し約8とも10万人とも言われるチベット人がその後インドに移り住んでいます。
私の住んでいるカルナタカ州の数カ所にも大規模なチベット人難民入植地があります。
インドには多くのチベット人が住んでいます。
顔つきはちょっと日本人に似ています。彼らはチベット語を話します。
インドのヒディ文字によく似た文字です。
ちなみにチベット語で「こんにちは」はクンカンサンと言います。
私たちの会社でも日本人スタッフ向けに平日の食事はチベット人コックのロブさんとスノウさんが作ってくれます。
チベット人は日常的にバター茶を飲むようで、ロブさんとスノウさんもバター茶を作ります。
先日おすそ分けしてもらいました。
お湯に紅茶とミルクそして塩とバターを入れて出来上がり。本格的なバター茶ではないようですがすごく飲みやすくとても美味しいです。
現在、チベット自治区は中国の領土になっていますが、別な文化を持っていることが伺い知れます。
日常の中にも日本とは違う異文化の交流があります。
2014年 元旦初日の出
2014年元旦も私はインドで迎えました。3度目の元旦になります。
朝のお天気は少し曇り気味でしたがいつも通りの穏やかな2014年の始まりでした。
インドは日本と違い年末年始のお休みがありませんので、私の会社も12月31日も1月1日も平日で通常勤務でした。
日本人としては1月1日くらい正月気分で朝から飲みたいと思いますが、これも文化の違いでしょうか。
今はインターネットを利用して日本の自宅に設置した機材を通してテレビを見ることが出来ます。
それを利用して31日は仕事が終わって皆で食堂に集まり紅白歌合戦を途中から見ました。
とても便利な世の中になった事を実感します。
これもIT進歩の恩恵です。
キングフィッシャー
私の住んでいる敷地内にたまにキングフィッシャーが飛んできます。
カワセミの一種で日本名はナンヨウショウビンと呼ばれています。
羽を広げた姿はとてもきれいな鳥です。しかし中々写真に収めることが出来ませんでした。
先日、やっと撮影ができました。
また、キングフィッシャーはインドではとても有名なビールブランドでもあります。
バンガロールに本社を置くUB(United Breweries)が作っています。
インドの気候に合っているのかさっぱりしてとても飲みやすいビールです。
ピルスナー ビールで個人的にはバドワーザーに近いように思います。
私は毎日夕食時キングフィッシャーを飲んでいます。キングフィッシャーを飲むと一日が終わったように感じます。
最近は日本のインド料理店でも飲めるようです。
機会があれば皆さんも飲んでみては如何でしょうか。