慰霊のあゆみ
昭和19年3月16日、祖国の繁栄と残せし人を思いつつ、
北海道厚岸愛冠岬の沖で戦死しました。
当時は軍事機密とされ戦死に関することは知らされませんでした。
その後昭和57年になって遺族の佐久間代表が、北海道庁、釧路市、厚岸町等
の協力を得て、ようやく当時の状況が分かるように成りました。
また新聞、テレビで、“誰か日連丸を知りませんか”が報道され、当時を知る方々とも出会い、遺族は真実を知ることが出来ました。
それ以来今日迄多くの方々のご協力のもと以下の通り亡くなられた英霊に慰霊、法要を執り行ってまいりました。
日連丸白雲慰霊祭実行委員会 会長 巨勢 典子
事務局長 志田 辰継
昭和57年7月 釧路町昆布森教照寺にて7名で法要
昭和59年8月 厚岸町正行寺で日連丸戦没者法要。生存者3名、遺族52名参加
昭和62年6月 正行寺境内に「日連丸・白雲の碑」を地元厚岸町、朝日、伊藤、榊田、将見の4氏が建立。
昭和63年8月 北海道厚岸郡厚岸町アイカップ六番地 緑のふるさと公園に「岬に訪れる人に告げよ」慰霊記念碑建立地元有志で奉賛会発足、榊田会長、鈴木事務局長
平成 元年6月 新潟県与板町徳昌寺に日連丸・伏見丸慰霊碑建立
平成 3年7月 愛冠慰霊祭及び正行寺法要及び根室納沙布岬での献花
平成 5年6月 50回忌、愛冠慰霊祭及び正行寺法要、厚岸湾での海上慰霊祭実施
平成 6年4月 仙台で42師団兵舎跡訪問、護国神社で慰霊祭、正行寺朝日住職、鈴木氏、佐久間令次氏招待
平成 8 年6月 愛冠平和の碑慰霊祭及び正行寺法要実施
平成10年6月 愛冠平和の碑慰霊祭及び正行寺法要実施
平成13年6月 愛冠平和の碑慰霊祭及び正行寺法要実施
平成16年6月 没後60年祭愛冠平和の碑慰霊祭及び正行寺法要実施、ウトロ海上献花
平成20年6月 愛冠平和の碑慰霊祭及び正行寺法要実施
平成26年6月 撃沈から70年 日連丸慰霊祭及び正行寺法要実施